防府天満宮を観光で楽しむには?学問の神様だけじゃない魅力

こんにちは!
山口県内でも【学問の神様】として有名なのが、山口県中部に位置する『防府天満宮』です。
境内に入ると合格祈願や合格通過の感謝の絵馬が多数並んでいます。
最近ではユニークなおみくじも多く、『鯛みくじ』や『はにわのおみくじ』などあり、思わずほっこりしてしまいます。
そんな防府天満宮の魅力や歴史について、今回はご紹介させていただきます!
防府天満宮は日本で最初の天満宮
山口県中部の防府市にあるのが『防府天満宮』です。
学問の神様として有名な菅原道真をまつっていて、多くの受験生が合格祈願として県の内外から集まります。
防府天満宮は天神山(てんじんやま)にあり、地元民には別名『天神様(てんじんさま)』の愛称で親しまれています。
ちなみに【天満宮】と名の付く神社は菅原道真公をまつっていて、全国に1万2千ほどあるそうですが、防府天満宮は日本で最初に造られた歴史のある天満宮です。
また、北野天満宮(京都府)、太宰府天満宮(福岡県)と並んで【日本三大天神】と呼ばれています。
駐車場は境内にはあまり多くは停車できませんが、少し歩くと大きな駐車スペースなど駐車場が点在しており無料で駐車が可能です。
徒歩5分ほど山の頂上を目指してあるくと、以前は高校の野球部のグラウンドとして利用していた面影の残る駐車場があります。
ですが競輪場の駐車場のため、普段は防府天満宮の参拝客は駐車できないのでご注意ください。
防府天満宮の楽しみ方
初もうで
新年を迎えた三が日には、多くの初もうで客でにぎわいます。
約40万人が参拝すると言われており、県内では最も多くの初もうの参拝客がおとずれる場所です。
時期的にも試験の前なので、『学業成就』の願掛けで県外からの参拝者も多いです。
また、大みそかには通常とおり20時に一度閉門しますが、23時50分に再び開門されて年またぎの参拝を迎えます。
これだけの人数が車で集結するので、初もうで時期は防府天満宮に続く道は細くて急な上り坂は渋滞の列が続きます。
個人的なおすすめ駐車場は、初もうで時期に臨時で駐車できる『松崎小学校』です。
一般客用にグラウンドを解放さていて、約250台駐車をすることが可能です。
位置的にも防府天満宮のふもと好立地で、鳥居(入口)まで徒歩で10分ほどの距離にあります。
過去訪れると意外にすんなり入れたので、他の駐車場が満車の際は試してみてください。
お花見
境内や脇には庭があり、梅や桜の花見を堪能できます。
中でも防府天満宮は梅の名所としても有名で、しだれ梅など1,100本の梅が咲き乱れます。
防府市の梅の見ごろは2月上旬~3月上旬です。
梅の後は桜の花見が堪能できて、約450本の桜が立ち並んでいます。
御神幸祭(裸坊祭)
毎年11月の第4土曜日には、御神幸祭が開催されます。
男たちが下半身は白装束や半パン、上半身は裸の姿で練り歩く姿から、『裸坊祭』の愛称でも呼ばれるお祭りです。
御神幸祭が開かれたきっかけは、一年間の『無実の罪』を道真公に奏上し神霊を慰めるためだと伝えられてきました。
昔は高貴な家柄の者しか参加できなかったそうですが、現在は一般人でも参加できるようになっています。
また翌日の日曜日には、県内から約200名のはっぴ姿の女性が集まりみこしを担ぐ、『天神おんな神輿』も開催されます。
気になるけど当日行けない方には、『防府観光コンベンション協会』がライブ配信をしていて遠方からでも裸坊の迫力が味わえます。
芳松庵
防府駅方面から防府天満宮の鳥居をくぐって進んでいくと、抹茶がいただける『茶室 芳松庵(ほうしょうあん)』があります。
菅原道真は学業だけではなく、お茶の文化を広めることに尽力したそうで境内内にも茶室が設けられています。
境内の中の日本家屋風の建物で、入場は無料で拝観可能、お抹茶とお菓子のセットを500円でいただけます。
YouTubeやSNS目的で撮影される方もいますが、撮影の際は事前に事務局に問い合わせが必要(有料)とのことです。
紅葉など四季の移り変わりや、樹齢800年で高さ27m以上あるご神木をおがむことができます。
防府のグルメ
防府天満宮境内から続く長い階段を下ると、食事やお土産屋が並んでいます。
防府のグルメとして有名なのが『鱧(はも)』料理です。
鱧料理と言えば京都など高級食材のイメージがあるかもしれませんが、防府の鱧は『天神鱧』と呼ばれていて、地元民にはスーパーでも購入ができる身近な食材です。
防府市周辺の日本料理店で食することも可能で、比較的値段がリーズナブルなのも魅力です。
小骨が多い鱧ですが、食べやすいように骨切りをすることが多いです。
たんぱくな身と骨切りの歯ごたえを感じながら、梅肉ソースで味わうと美味しいです。
梅雨明けに美味しくなる鱧なので、暑い夏にさっぱりとした鱧は相性が抜群です。
【防府天満宮:周辺地図】
まとめ

今回は、防府天満宮と防府市の魅力についてご紹介させていただきました。
長い歴史があり、周辺住民にも愛される防府天満宮。
初もうでやお花見、イベントなどで年間を通して訪れたくなる場所です。
気になった方は一度訪れてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう!